誰に何を案内するかが、決まっていませんでした
接骨院を15年続けてきた先生が、別の建物でデイサービスを始めることになりました。
デイサービスが使うのは日中だけです。
夜と土日、その場所が空いたままになる。
そこで同じ場所で、月額制のインドアゴルフを始めることにしました。
ここが出発点です。
3つの事業では、客層がまったく違います。
昼はデイサービスに通う高齢者とそのご家族。
夜と土日は、インドアゴルフに来る現役世代。
誰に何をどう案内するかが、決まっていませんでした。
ブランドは、接骨院を原点に束ねました
3つを1つのブランドに束ねる。
接骨院を原点に置く構造です。
国家資格を持つ人が15年やってきた施術院がある。
その事実が、デイサービスにもインドアゴルフにも信頼の土台として効くからです。
バラバラの3事業ではなく、1本の根から枝が伸びている形にしました。
ただし、言葉は分けています
束ねたのはブランドで、言葉は事業ごとに分けています。
| デイサービス | インドアゴルフ | |
|---|---|---|
| 前に出す | 15年の専門性、看護師常駐 | 設備、料金、通いやすさ |
| 出さない | よくあるデイサービスの見た目 | デイサービスと同じ場所であること |
ノイズになるのは「接骨院がやっている」ことではありません。
デイサービスの場所でやっていると、先に宣言することです。
ゴルフを始めようとしている人が最初に確かめるのは、設備と料金と通いやすさです。
そこに介護の情報が混ざると、探しているものが見つけにくくなります。
ただし、施設を共有していること自体は隠していません。
「なぜこの価格なのか」の説明としてだけ書いています。
事実を伏せるのではなく、必要な文脈でだけ出す形です。
同じ事業でも、渡す相手で媒体を分けています
事業ごとに媒体を分けているだけでなく、
同じ事業の中でも、渡す相手によって媒体を分けています。
デイサービスのチラシとリーフレットは、その一例です。
デイサービス|チラシ・リーフレット
配る紙と、渡す紙
同じデイサービスでも、ポストに配るチラシと、専門職に手渡すリーフレットでは読む人が違います。それぞれ何を前に出し、何を書かなかったのかを解説しています。
設計を読む→紙で決めた言葉を、Webが引き継ぎます
チラシのキャッチコピーは「また行きたい。」でした。
この言葉を、制作中のホームページでもそのまま使っています。
紙で先に世に出た言葉を、Webが引き継ぐ形。
媒体が変わっても、言っていることが変わらないようにするためです。
同じように、リーフレットで使った丁寧なトーンも、そのままWebに移しています。
(排泄や転倒など、触れ方の難しい話題の書き方)