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Works

24時間営業とは、
競わない

Client:
インドアゴルフ
Category:
チラシ
Parent:
複数事業のブランド・広報ツール制作

近隣のインドアゴルフを調べました。
競合の見せ方をそのまま真似せず、この事業の運用と利用する人に合う伝え方を決めてから、チラシを作っています。

競合には、それぞれ強みがありました

オープン前の会員制インドアゴルフのチラシを制作しました。

このチラシを作る前に、まず近隣のインドアゴルフを調べました。

料金はいくらか。
営業時間はどうなっているか。
どんな設備を入れているか。
何を一番の売りにしているか。

見ていくと、「24時間営業」「高性能シミュレーター」「完全個室」「レッスン対応」など、それぞれに強みがありました。

同じ土俵で全部を比べたら、今回の施設が一番になるわけではありません。

だからといって、競合が前に出しているものを、そのまま真似することもしませんでした。

営業時間や設備だけでなく、打席数や実際の運用、どんなふうに利用してもらいたいかまで確認したうえで、この施設では何を先に伝えるべきかを考えました。

最初に決めたのは、この事業では、何を前に出すかでした。

競合と同じ見せ方には、 しませんでした

近隣施設では、24時間営業やキャンペーンなど、分かりやすい特徴を前面に出している例もありました。

もちろん、競合が何を伝えているかは参考にします。ただ、それがそのまま今回の施設にも合うとは限りません。

この施設には、使える時間帯や打席数、実際の運用があります。たくさん集めることだけを目的にするのではなく、利用する人が無理なく通え、施設側も運営しやすい形で続けていくことが前提にありました。

そのため、短期的なキャンペーンを大きく見せるよりも、
「いつ通えるのか」「いくらで続けられるのか」
を先に伝えることにしました。

競合が何を出しているかは見る。
でも最後に決めるのは、この事業と利用する人に合っているかです。

「朝も夜も休日も通える」にした理由

今回の施設は、平日は24時間営業ではありません。

使えるのは、朝と夜。
土日祝は24時間です。

競合を見ると、「24時間使える」は分かりやすい強みです。条件だけを並べれば、今回の施設はそこでは不利に見えます。

でも実際にゴルフの練習に通う人の生活を考えると、平日の昼間に利用する人ばかりではありません。

仕事の前。
仕事が終わったあと。
休日。

仕事の前・仕事のあと・休日に使えれば、生活の中で無理なく通える人もいます。

それなら「平日は24時間ではない」と説明するより、
朝も夜も休日も通える。
と伝えたほうが、この施設の使い方が伝わります。

チラシの一番上は、この言葉にしています。

勝負するのは、月額6,800円からの通い放題

競合の料金と比べる中で、今回の施設で前に出せる特徴のひとつが、月額6,800円からの通い放題でした。

月額6,800円から。
しかも全プラン通い放題です。

もちろん、安ければいいわけではありません。

シミュレーターもあるし、スマホで予約もできる。
入退館までスマホで完結します。

ただ、それぞれを一つずつ競合と比べて「こちらのほうがすごい」と見せるより、
この環境を、この価格で使える。
ここに絞りました。

なのでチラシでは、価格をかなり大きく扱っています。

「朝も夜も休日も通える」
「月額6,800円から通い放題」

まず、このあたりが見えればいい。
細かい説明は、そのあとで足ります。

インドアゴルフのチラシ全体。通える時間と月額料金を大きく配置

設備を主役にはしませんでした

インドアゴルフなので、当然シミュレーターの性能も大切です。
チラシにも設備については載せています。

ただ、そこを一番にはしませんでした。

高性能なシミュレーターを導入している施設は、他にもあります。
スマホ予約ができる施設もあります。

今回の施設では、
「最新設備があります」
「予約が簡単です」
だけを一番前に出しても、この事業ならではの選び方にはつながりにくいと考えました。

設備は、価格の安さに不安を感じさせないための情報として入れています。

安いけれど設備を削っているわけではない。
普通に練習したい人が、きちんと使える環境はある。
そのくらいの見せ方にしました。

介護の言葉は、使いませんでした

今回の施設は、日中に同じ場所をデイサービスとして使います。
この施設を考えるうえでは、とても大きな特徴です。

でも、ゴルフのチラシでは売りとして前に出していません。

インドアゴルフを探している人がチラシを見たときに、
「昼間はデイサービスです」
と書いてあったら、少し引っかかります。

なぜ同じ場所なのか。
ゴルフ施設としてどう使うのか。
どういう運営になっているのか。
説明が必要になります。

その仕組み自体に問題があるわけではありません。
むしろ、施設を時間帯で使い分けることが、この価格を作れている理由のひとつです。

そこで、下段の「3つの理由」に1行だけ入れました。
「日中はリハビリ施設として稼働」
介護の言葉は使わず、月額が続けやすい理由としてだけ書いています。

チラシ下段「通いやすさを支える3つの理由」の01。時間を絞った運営で続けやすい月額に。日中はリハビリ施設として稼働、空き時間の活用で続けやすい月額料金を実現

仕組みの詳しい話は、ホームページで説明します。

チラシの一枚の中で無理に理解してもらうより、興味を持ってホームページまで来てくれた人に、順番に説明します。

チラシに全部を載せる必要はない

今回、チラシに入れる情報と、ホームページで説明する情報は分けています。

施設の仕組みまでチラシに載せれば、情報量は増えます。
でも、情報が増えたから伝わるとは限りません。

チラシでまず伝えたかったのは、
朝も夜も休日も通えること。
月額6,800円から通い放題であること。
ここです。

施設がどういう仕組みで運営されているかは、そのあと。

チラシとホームページで、同じ説明をする必要はありません。

作る前に、何を強みにするかを決める

今回のチラシは、最初からこの形が見えていたわけではありません。

競合を調べて、条件を並べる。そこまでは比較のために必要です。

でも、24時間営業ではないから競合と同じ見せ方にする、設備があるから設備を一番にする、という決め方はしませんでした。

実際の営業時間や料金、打席数、運用を確認し、利用する人の生活も考えたうえで、
朝も夜も休日も通えて、月額6,800円から。
ここを一番強く見せることにしました。

載せられる特徴を全部並べることはできます。競合でよく見る構成を、そのまま使うこともできます。

でも、それがこの事業に合うとは限りません。

競合を参考にしながら、この事業と利用する人に合う順番を決めてから、紙面を作りました。

競合と同じでなくていい。

事業の条件と、届けたい相手を整理して、何を前に出すかを決めます。
載せる内容と順番を考えるところから、ご相談いただけます。

まずは相談してみる→