ホーム/制作ノート/静的サイトのSEO

Notes

WordPressをやめた。
静的サイトのSEOが不安で、
AIと一緒に全部点検した話

Date:
Topic:
AI・静的サイト・SEO
制作ノート01「静的サイトのSEOをAIと一緒に点検した話」のアイキャッチ

自分のホームページを、WordPressから静的HTMLのサイトに作り替えました。
表示は軽いし、管理もシンプル。今の私にはこっちの方が合っています。
でも、ひとつだけ気になりました。
「これ、検索的には大丈夫なん?」

WordPressのときはSEO系のプラグインを入れていて、細かいことはそこまで意識していませんでした。
でも静的HTMLになると、当然プラグインはありません。

そこで今回、AIを使って自分のサイトを全部点検してみることにしました。

私が全部分かってやったわけではない

先に書いておくと、私はSEOの専門家ではありません。

今回も、自分で全部理解してコードを書いたわけではなく、ChatGPTに確認する項目を整理してもらい、Claude Codeに実際のサイトを調査・修正してもらいました。

確認したのは、title、description、canonical、サイトマップ、構造化データ、内部リンク、画像のalt、index設定など。

全部見てもらった結果、意外にも元のサイトはかなり整っていて、大改修は必要ありませんでした。

直したのは、各ページのtitleを分かりやすくしたり、構造化データやサイトマップを整えたりと、主に検索エンジンに正しく伝えるための裏側です。
本文やデザインは、ほとんど触っていません。

「知らないことは、確認しようとも思えない」

今回、初めてちゃんと意味を知ったもののひとつがcanonicalでした。

簡単にいうと、

「このページの正式なURLはこれです」

と検索エンジンに伝える設定です。
同じ内容のページが複数のURLで見えるときに、どれを本体として扱ってほしいかを伝えます。

私のサイトにはすでに正しく入っていました。
つまり、何かを直したというより、「ここは大丈夫だった」と確認できたという感じです。

でも、そもそもcanonicalというものを知らなければ、「これ、合ってる?」とは聞けません。
今回そこが一番印象に残りました。

知らないことは、確認しようとも思えない。

AIに一回任せたら終わり、でもなかった

サイトマップを整えたときにも、ひとつありました。

最初、Claude Codeはページの更新日を自動で入れる仕組みを作ってくれました。
私はその報告を見ても、特に問題だとは思いませんでした。

でも作業内容をChatGPTに見せたところ、

「その更新日の作り方だけ確認した方がいい」

と言われました。

調べ直すと、私のサイトでは公開前の処理をするだけでHTMLファイルの更新日時も変わるため、本文を変えていないページまで「今日更新した」ことになってしまう状態でした。

そこでClaude Codeに戻して、本当にページの内容が変わったときだけ更新日が変わる仕組みに修正してもらいました。

私はその問題に自力では気づけませんでした。
でも今回、

AIが出した答えを、一回で完成にしない

ことはできると分かりました。

私がホームページ制作でやりたいのは、たぶんここ

私は「SEO対策は全部お任せください」と言える人ではありません。
検索順位を上げる専門家でもないし、何でも自力で実装できるエンジニアでもありません。

でも、見た目ができたから完成にはしたくない。

誰に向けたサイトなのか。
何を伝えるのか。
検索されたときに何のページなのか伝わるか。
SNSでシェアされたときにどう見えるか。
今後育てていける作りになっているか。

必要ならAIに調べてもらうし、実装も手伝ってもらいます。
そして、出てきたものをそのまま正解にせず、必要なら別の視点でも確認する。

今の私ができるのは、そういう制作なんだと思います。

「AIを使える」だけでは、もう差別化にならない

今はAIでホームページを作ること自体は珍しくありません。
私もかなり使っています。

だから、「AIを使えます」だけでは差別化にならないと思っています。

違いが出るとしたら、AIに一回作ってもらって終わるのか。
それとも、「このサイトでは本当にこれでいい?」と確認して、必要なら戻して直すのか。
そこなのかもしれません。

私はAIより詳しいわけではありません。
今回も、AIに教えてもらったことがたくさんありました。

AIに作らせたものを、そのまま正解として出さない。

そこは持っておきたいと思いました。

静的HTMLだからSEOに弱い、ではなかった

最初に心配していた、「WordPressをやめたら検索に弱くなるのでは?」という疑問については、今回点検してみて、そこまで心配しなくてよさそうだと分かりました。

WordPressならプラグインがやってくれることを、静的サイトでは自分で管理する必要がある。
その違いはあります。

でも、必要な情報がきちんと入っていて、検索する人にとって役に立つページがあるなら、静的HTMLでも問題ない。

なので今後は、SEOのためだけの記事を大量に書くというより、実際に制作した案件について、なぜその構成にしたのか、何を考えて作ったのかを少しずつ残していこうと思っています。

AIで作れる時代だからこそ、「作れるかどうか」より、「何を確認して、どう整えるか」の方が大事になってくるのかもしれません。

関連するページ